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スタッフまんちゃんのクライミング独り言 その7

さて、クライミング用語として「パキる」という表現があります。

なにかというと指の腱の損傷、断裂です。

僕は一度本格的にパキったことがあるのですが、なったのは4級課題(そんな難しくなかった)のルーフのゴールを取った瞬間でした。はっきりと分かるくらいのパッキィーン‼と音を立ててそうなったのを今でもよく覚えています。

ちなみになったのは左手の薬指(薬指なる確率が多いようです)傷ついた左指の腱の衝撃は肘近くまで伝わって、どうなったかというとガバを持つと激痛状態に…いやこれが驚くことにカチとかスローパーは平気だったりするんです。ガバとガバカチがもうどうにも激痛で。結局2か月くらいクライミングから離れることになりました(3か月は休んだほうがいいと言われたにもかかわらず)。

そして本当は3か月なのに2か月で戻って来て以降手首のテーピングがマストになってしまったのです。

さてここでパキらないためには?ということですが、まず前述の手首のテーピングはクセ付けておいた方がよいでしょう。一回パキってしまうとパキりやすくなるようなので(テーピングあれば大丈夫なんですが前兆を感じることはやっぱりありますから)。どうしても登り終わった後のケアを忘れがちになっちゃうんでせめてテーピングの予防は欠かさないようにしておいた方がいいと思います。

もちろん登り終わったあとのアイシングやアミノ酸の補給等ができればなおさらだとは思いますが、クライマーってそれよりもお腹すいた~ですからね(笑)

あと、もしなってしまった場合思いきって休みましょう、最低3か月は。しっかり治さず騙し騙しやっていると治らないうえに慢性化する(クセになる)リスクも高まるだけです。僕のように1か月早めるよりはしっかり休んで備えるほうが絶対にいいです。

そしてどうせ休むのならこういうときこそクライマーが疎かにしがちな足腰を鍛えるべく長距離ランとかすればいいと僕は思っています。

あぁこれパキっちゃったのかなぁとかいうのがございましたらお気軽に僕に話かけてください。なにしろ店長パキったことないですからねぇ(笑)

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