スタッフまんちゃんのクライミング独り言 その76
🔵指を撃つ
さてインパクトドライバーを使うのも仕事のひとつ。
10オクではないところでは課題のセット業務もあるんだけど、
たまーにビスを打つ際ホールドのビス穴が硬くてめっちゃビスが入れづらかったり、
または、ビスのアタマが摩耗して打ちにくかったりするときがある。
そしてそれが両方重なってしまうと悲劇が起こる(笑)
つまり堅いビス穴にアタマの摩耗したビスを打つ、
その際にビス入れが硬いから頑張って押さえる、
ビス付近のホールドとインパクト自体を。
入ってくれたら問題ないんだけど、入らないと打っている途中で外れる。
そして摩耗したビス穴から外れたインパクトドライバーの先っちょは、
ホールドのビス穴付近に添えられた指を直撃する、つまり指を撃ってしまう。
今回左手人差し指を撃ったのだが、もちろん痛かったのだが、
初めて撃った左手親指よりかは傷は深くなかった。
思えば最初のときはもう深くてまだセットの中盤で血まみれになりながらセットした。
しかし不思議なことにセット中は登っているとき同様におそらくなんか分泌物がでていて、
それほどの痛さを感じない。
それは今回も同様で適切に処置したあとは、痛いながらもセットしてなんなら登っていた。
クライマーって本当にアホなんだけど、登っちゃうのだ(笑)
ただし、適切な後処置はもちろん必要で案の定、家に帰ってから痛くなってきた。
やってすぐに傷口をしっかり石鹸で洗って必殺のキズパワーパッドしたのだが、
痛いものは痛い。
いつもと違う膨らみ方をするキズパワーパッドを毎日変えて今に至っている。
白く膨らむっていうよりはちょっとどす黒い感じで膨らみも小さい。
おそらくインパクトドライバーって相当手ごわい汚れ方だったりするんだろう。
普通の傷口とはタイプが違うのだろう。
でも傷の治りは早いわけでキズパワーパッドって本当にすごいのだ。
なかなか満身創痍だけどもチャンスあれば全然登っちゃいますけどね。
ま、安静にしとく方がいんですけどね。
ほらクライマーってアホですから(笑)
あとキズパワーパッド、これクライマーの必需品ですよ。