スタッフまんちゃんのクライミング独り言 その66
🔵パリ五輪のこと
終わっちゃいましたね、お祭りが。
まぁいろいろありましたが、まさかのスポーツクライミングで物議を醸すとは。
まぁ森秋彩さんのことなんですけどね。
まぁ個人的な私見を一言で言うならば、せめてスタートはきらせてあげて欲しかったかなぁと。
僕はそう思いましたね。
他の競技とは違ってオリンピックのスポーツクライミングの複合に至っては、
クライミング界におけるスーパースターなエキスパートが集結していたわけです。
各国に事情で選ばれなかった他のスーパースターな猛者もたくさんいるなかで、
今回のオリンピックに出していた選手たちは本当に選び抜かれたエキスパートばっかりだったといっても過言ではないのです。
いやね、これが普段のクライミングだけのW杯とかなら、森さんの事情は僕はちょっとは呑めました。
まぁないことではないし、あったとしてもまぁまたやりおって~くらいなもんだったと思います。
しかし今回はオリンピックなわけです。
クライミングのW杯と何が違うねんと思われるかもしれませんが、はっきりと違うことは見ている人の数です。
普段クライミングなんて見ない、やらないやったことない、そんな人たちまでもが見ている、それがオリンピックという場です。
見ている人が多いということは普段よりも注目度は高い。
そんな場で今回の一件は、そりゃ世間でいろいろと言われるのは仕方ないって僕は思いました。
しかも初っ端のスタートですし。
嫌な見方をしえしまえば、最初に心を折ってやろうって、まぁそう思われたって仕方ないんじゃない?
って思いましたよねぇ。
そして日本における世間の人たちはそこにもっと輪をかけていろんな論争に発展させちゃったわけですしね。
オリンピックという場ではちょっと不向きな課題だったんじゃないのかなぁ、って思うわけです。
スタートが難しい課題は確かにいっぱい存在しますし、別に悪いとは思わないです。
ただテクニックで補えるモノと単にフィジカルで補えるモノ、二つに分かれると思うのですが、
今回のは身長等も含めたフィジカルの要素が強かったのだろうと思うのです。
せめてテクニックで補える難しめのスタート課題ならここまでの論争には発展しなかったと思うし、
そもそも選ばれたエキスパートがスタートすらきれないなんて、それは問題なんじゃないの?
って単純にそう思うわけなんです。
違うSNSで軽く書いたらなんかバズって真意もうまく伝えきれていない部分もあったりして、
ちょっと困ったんですけども、セッターさんとかへの不満とかはなくって、まぁクライミング業界のことを考えてのことと思っていただけたら幸いですね。
まぁあのスタート課題を採用したのであれば同時にめっちゃ狭いスタート課題があったらよかったんじゃないかなぁとも思いました。
まぁこれを機にいろいろと運営側も協会も考えたりするかもしれません。
東京のときも誰も登れなかった決勝課題とか、実は論争になるようなことはありました。
次のロスアンゼルス五輪に向けてさらなる発展を期待します。
もちろん日本代表の今以上の成績も。
(注)あくまでまんちゃんの私見ですんで、店長の私見は直接聞いてみてください(笑)