スタッフまんちゃんのクライミング独り言 その63
🔵ソール
買ったときは選べないけど、
リソールしたときにはたいていの場合選べるのがクライミングシューズのソール。
一番有名なところでいえばスポルティバやスカルパに標準装備されているイタリアのビブラム社のソール。
まぁ間違いはない。いいソールである。
ただしビブラムのソールは履いて履いて削れてきたころにさらなる本領を発揮するイメージ。
よって下ろしたてのときはちょっと滑る印象。
そんな感じで最初は僕もビブラムのソール一辺倒だったのだが、
そこに現れたのが我が日本のサノアソール(大阪のマルニエ工業株式会社)、一回試しにリソールで選んでみたら、
もうこれが最初からハイフリクション。
踏めちゃう踏めちゃう。
そこからはしばらくサノア一辺倒になってしまったのだが、最近サノアソールに匹敵するソールを見つけた、あくまで個人的に。
🔵TRAX
ソールというイボルブ社がイボルブのシューズで使っているソールである。
僕がメインで使っているイボルブのアグロというシューズに標準装備されていた(現在アグロは通常販売は終了)
TRAX SASソール。
最初のうちは履きこんで早くサノアのリソールしたいわぁとか思っていた。
しかしながらアグロという靴の相性(シャンクの剛性はラストの形状とかにも関係あるはずなので)
とかもあったのかもしれないが、
壁の形状問わず高グレードの課題で殊のほかちゃんと踏めたことが多かったのだ。
こりゃわざわざ他のソールにするまでもないなと思ったので、
イボルブジャパンのファクトリーにTRAX SASソールでリソールをお願いした。
TRAXソールってどんなソールかというと、ひとことで言えば、
ビブラムとサノアを足して2で割った感じ(笑)
もっと詳しく言うとビブラムのXS GRIP2というやつ(サノアは1種類しかない)。
いやサノアはめちゃくちゃハイフリクションなんだけど、同時に減りも早いのだ。
なので結構頻繁にリソールすることになっちゃう。
そこは仕方ないんだけれどもそこ解消できないかなぁと思っていたところに、
TRAX SASソールに出会ちゃったわけだ。
サノアほどスーパーハイフリクションではないけど、それでも踏めるしサノアよりは減りは遅い。
アグロというシューズとの相性もいいわけだから別に替える必要もない。
しかもイボルブさんは他のメーカーのシューズであってもTRAXソールに張り替えてくれる(一部例外あり)。
こうなったら今後はサノアとTRAXでソールはいいよな、ってなったわけだ。
いやぁTRAX SASソール(他には固めのXEソールがある)は試す価値あるソールだと思いますよ。
まぁ僕の個人的な感想と意見ではありますが(笑)
まさかサノア以外にいいなぁと思うソールがあるとは思わなかったなぁ。
ちなみにステルスソールはなんかいいんですけど個人的には選択肢にないんだなぁ、理由は分からない(笑)