スタッフまんちゃんのクライミング独り言 その58
🔵ヘルニアクライマーのその後~PARTⅡ
ヘルニアはどうなったのだ?
みたいなことは相変わらず方々から聞かれる。
今のところ手術には至っておらず、なんとか投薬のみ(毎回は飲まないようにしている)で対処しているのが現状。
一応普通には動けるようにはなった。
端から見たら’’なんだもう治ってるやん’’と思われるかもしれないが、
依然として坐骨神経痛はあって、特に股関節あたりの神経はまだまだ疼くので全開では登れていないし、実は壁登りより好きな波乗りにも行けていない。
要はあんまり激しい運動はできないわけだ。
恐る恐る課題に触ってみては、悪化しないかどうかを確かめてからやるので、
オンサイトできそうなそんなに難しくない課題もあえオンサイトはしない感じだ。
グレーディングも2級くらいからになると相当慎重に触るようにしている、なにせ2級登ったときに悪化させているからだ。
作った2級は繋げて登りはするけど、最初から最後までは登らないというスタイル(笑)
ましてや人が作った2級は触りもしないという(笑)
そんなふうにして僕が作った課題は10オクの課題ではないけども…。
というわけでどちらかというと課題作りながら登っているという感じでなんとか登ってはいた。
でもしかし、だがしかし、最近作りながらも一応登るというスタイルだったのだが、その登ったあとの方が調子がよいことが多かったので、おもいきってホームジムの月会員に復活してみた(笑)
なんだかんだ3級まではやっぱり最初は恐る恐るだったけど、そのうちサクッと終われるように。
サーフィンのときも思ったけど、やっぱり10年以上も続けていることは身体は覚えていて、
それなりのことはできたが、いかんせんここ半年以上長時間登ることはなかったからヨレるのも早かった(笑)
そんな感じで登ったあとのほうがやはり腰の調子はよくなる。
坐骨神経痛が緩和されるのだ。
とある整骨院の先生曰く、人間の体には修復力があって触れた神経の逃げ道を作ってくれたりすることがある、という。その言葉を真に受けて、もしかしたら触れた神経の逃げ道を自分の身体が作ろうとしてくれているんじゃないか⁈と思うようになってからなるほどそれはあるかもしんないなと思う節もあったのだ。
痛みが麻痺しているわけではないと思う、緩和されているように感じられるのだ。
一時は歩くのもままならない時期があったことを思えば、こんなことを生業にしていなかったらクライミングなんてやめていたかもしれないと思っている。なので生業にしていてちょっとよかった(笑)
実は今年新しいクライミングシューズを買ったりした。どうやらまだまだ続けるようだ(笑)
ヘルニアと共存しながら登るという選択肢を今はとっている。
ちょこちょこ登っていたのが作用していたかは因果関係がわからないが、なんとかそれなりに登れるようにはなってきた。なにかしらの参考になればうれしい。