Blog

スタッフまんちゃんのクライミング独り言 その39

●ベルリンで登ってきた話

さて、とある事情で一ヶ月超ヨーロッパに行っておりました(遊びではない)。

ヨーロッパとくれば世界二大クライミングシューズメーカーのスポルティバもスカルパもあるし、

そりゃもうとんでもないんだろうなぁって思って、最初に訪れたベルリンで、着いたその日に早速登りに行ってまいりました。

ドイツ語は解らないし、ベルリンはおろかドイツも初めてなのに今思えばよく初日なんかに行ったもんだ、って思いましたが、まぁ登りたかったんでしょうねぇ(笑)

僕が向かったのはベルリンでは最大を誇るベルタブロックという旧東ベルリン側近郊のジムに行きました。

初めて乗る地下鉄はさっぱり訳分からなかったですけどなんとか最寄り駅までたどり着けました。

そこから迷うこと30分くらい、なんとなく方向だけは分かっていた程度という危なっかしい僕でしたがなんとか半泣きになる一歩手前で奇跡的に着きました。

さてここでヨーロッパ行くならモバイルのSIMフリーのチップをお忘れなきよう。

それ一枚あれば携帯で検索もMAP情報も簡単に日本同様にできるんで道に迷うことないです。

僕はですねぇ…出国前にSIMフリーにするのを忘れていたというか知らなかったというか、フリーだと思っていたというか…そんな理由でW-iFiあるとこ以外ではモバイルはただのカメラだったもので(笑)

ジムのでっかい扉を開けると天井広いは壁デカいわ、人めちゃくちゃおるわ、受付の女の人タトゥーまみれやわ、みたいな(笑)

ここ事前に登録しておくと入るの楽ですよ、一日い放題で12ユーロ(日本円で1740円くらい)を支払って早速壁へ。

二つくらいトップアウトできる壁があって天井高いからこそやなぁって思いましたねぇ。

トップアウトしない壁も天井が高いだけあってゴールは日本のジムより高所にあるなぁって思いました。

戦艦、きのこ型のトップアウトできる壁、でっかい垂壁、あとは傾斜、バルジがございました。

そして驚くことにお客さん40~50人いました。

日本のクライミングジムでは見たことない人数、そしてさらなる驚きがビールサーバーあるバーカウンターが受付兼でした。

さすがに登りながらはもしかしたらダメかもですが、まぁ日本にジムでは見ない光景でした。

課題はけっこう登らせてくれます。

上から三つ目くらいまでの課題なら日本でフツーに登っている人なら楽勝じゃないでしょうか。

上位二つはなかなかでした。

とくに一番難しい課題はとにかく距離がある(笑)

そしてあまりチャレンジャーがいない。

そう、ここで登っていた多くのクライマーは健康志向な感じで低グレードをワイワイしながら登る、

そんな印象でした。

なので最終的に上から二つ目の課題を触っていた僕なんかは充分にガチ勢だったかもしれません(笑)

僕が強いとかいうてるのではなく、みなさんも多分大丈夫だと思います。

日本のアマチュアクライマーはかなり優秀な部類に入るだろうなぁって感じました。

ファンクライマーに混ざりながら、部類としてはここではガチ勢としてやってましたねぇ(笑)

でも一番難しい課題はやっぱりまったく歯が立たなかったです。

ホントさっきも書いた通り手も足も距離感が(笑)

さてさらに驚くべきことがベルタブロックにはありまして…、

実は僕が登っていた部屋は受付があるところでここだけでもトップアウトできる壁二ついがいに5,6面はあったのですが、外にはさらに二部屋以上あるじゃないですか‼‼‼‼(ということはさらに何十人かがいたってことですよねぇ)

とにかく広すぎて3時間くらいでは受付ある部屋だけでも十分でした。

壁面は多分15~20くらいあったんじゃないでしょうか。

全部ボルダーでリードまではなかったですが、ほんと広かったです。

一日あるならおススメできますねぇ。

訪れた街ではベルリンが一番クライミングジムに恵まれていて市内近郊に7~8か所なあったはずです。

その他ミラノ、ブリュッセルにも行ったんですが、ミラノは郊外、ブリュッセルは近郊に一軒だけで結局行けませんでした。

スカルパはイタリア製なんでお店も探しましたがミラノで見つけることはできませんでした。

そもそも円安すぎる今(特にブリュッセル、つまりベルギーは物価が高かったです、ランチ2000円くらい)、現地で買ってもあんまり値段変わらないのを知っていたんで、多分現地で買うことはよっぽどのことがない限りなかったとも思いますしねぇ。

というわけでドイツ、ベルリンはなかなか登るところありました。

さすがベルリンの壁があっただけありますよね(笑)

おあとがよろしいようで。

失礼しました(笑)

●まとめ

●登る料金は日本とそう変わらない

●登録料システムはない

●ビール飲める

●課題の種類は豊富、壁面多いだけに

●ファンクライマーの方が多い

●クライミングシューズ売っているお店探すの至難の業

SHARE
シェアする

ブログ一覧

© 2018 10 O'CLOCK BOULDERING SPACE
0