スタッフまんちゃんのクライミング独り言 その13
お久しぶりです。無事に東京から帰ってまいりました。
まぁお芝居のお仕事で行っていたんで登ることは週1~2ペースで、基本的には横須賀のジムで登っていたんですが、それでも2級とか完登できてしまうので、
”いやそんなはずはない、もっと本来はショボいはずだ”
ということで、今回も時々東京でも屈指の難しさを誇るUnderground(以下アングラ)に行ってきました。
いやぁ、面白かった、アングラ。
グレードはフツーのジムの1~1.5グレード上、つまり5級は4級相当、3級は2級相当。
4級でバッコバコ落ちるんです。
まぁとはいえそこは意地で完登しました、全部ではないですが。
ちゃんとムーブを起こさなければ登れないし、4級くらいからはアタマもフル活用しないといけない。
ホールドの持ち感もスタンスも難しい。
ただ諦めたらそこで終わり、できない理由を考えなければならないわけです。
自分なりに考えたうえで色々と試行錯誤を繰り返していると微かに光明が差してくるんです。
で勝負はここから、それに基づいてひたすら課題を打つ、撃つ、討つ。
もう3級以上はこんな感じです(もちろんプロもいっぱい出入りするけどプロは2級くらいまではたいてい一撃してしまう、初段、二段あたりからは我々の3級以上と同じようにやっているはずです、知らんけど(笑))。
でもね、ちょっとずつ出来てくるのがわかるんですよねぇ。
結局左のひざ下あたりを血まみれになりながら、ひィひィ言いながら完登したスラブの3級なんて、ホールドの持ち位置、足の置き位置、ゴール取りの体重の寄せ方等すべてが解ってハマらないとできなかったです。
でもこれも諦めないで考え抜いたからこそだと思いました。
そうです、うちの課題と似ていると思うんですよねぇ、諦めなかったら出来ちゃうところが。
なのでうちのお客さまにはアングラには是非行ってほしいわけです。
そしてある種の絶望、凹み、スリル、快感を味わっていただきたいものです。
個人的にはアングラのマントルはもう4級あたりからかなり難しいです。これは何回か行っていて特に思ったことですねぇ。
なんか登る要素の六角形とか八角形とかあったりした場合、アングラはそれが大きくきれいな形をしてなければ太刀打ちできないなぁって、改めましてそう感じました。
Underground是非行ってみてください‼
さてそんな関西のプチアングラ的なわが10 O’CLOCK、来る11月11日になんと4周年を迎えます。
そんなうちの店長の男気4周年感謝企画、なんと一手どころか六手もあるという、
ワンピースの飛び六砲のようなやつなんですけれども、またそちらは漢(おとこ) 中辻店長にお任せするとします。
店長ワンピ好き、僕もワンピ好きです。すみませんグダグダな締めかたで(笑)